介護リフォーム 施工事例


摂津市 M様邸

介護リフォーム

 

膝が痛くてトイレからの立ち上がりが辛いというご相談でした。古い便器は便座が低いため余計膝に負担がかかりますのでトイレ交換と手すり設置をご提案いたしました。手すりの位置や立ち上がり方を意識すれば、膝の痛みが少なく便座から立ち上がることができます。ブログにも記載しておりますのでよろしければお読みください。

 

手すりの位置

縦型手すりでは高齢者は便座から立ち上がれません。腕の力が無く、そもそも人間の自然の動作は『引く』ではなく『押す』だからです。トイレからの立ち上がりは手すりを水平に設置するのが正解です。高さ50~60㎝、軽く手すりを押してお尻が自然に浮くような位置に設置するのがベストです。 

 

便座からの立ち上がり方

足を後ろに引いて、おじぎをすれば自然とお尻が上がり、立ち上がりやすくなります。人間は頭とお尻が重いので、頭とお尻のテコの原理のような動きで立ち上がります。通常は無意識に行っている動作ですが、膝に痛みなどあると、うまくできないことがあります。