
みなさんこんにちは。大阪北摂地域(摂津市・吹田市・茨木市・箕面市・豊中市)のバリアフリーリフォーム・介護リフォーム専門店 昭和リフォームの新井です。
お客様からトイレに手すりを設置して欲しいと言われた場合、99%のリフォーム会社は縦型手すりを提案すると思います。
なぜなら建築の本には必ず『立ち座り=垂直 座位保持=水平』と書いてあるからです。座っている状態から縦型手すりを『引いて』立ち上がるということです。しかし、人の自然な動作で『引く』という動きはありません。正しくは『押す』です。ですのでトイレの立ち座りは手すりを水平に設置するのが正解です。
写真のトイレリフォームもお客様から『水平に設置して欲しい』と言われ設置しました。当時は不思議に思っていましたが、今となっては合点がいきます。高さ50~60㎝の位置に水平に設置して、軽く手すりを押してお尻が自然に浮くような位置に設置するのがベストです。丁度いい場所に壁がない場合は、前方に箱を積み重ねるという方法もあります。
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