老後の住まいはマンションと戸建てどっちがいい?

老後に備えて、戸建てからマンションへ引っ越す方が増えています。

 

戸建ては家の管理が大変など色々理由があるようです。

 

実際、私のお客様で将来に備えてマンションを購入された方がいます。

 

このお客様の場合は大正解でした〇

 

ご家族が一時的に車椅子になった時、近くに病院がありマンションもバリアフリーだったので楽々病院に通えたそうです。

 

病院が近いと安心ですね。

 

メリット・デメリット

マンションのメリット

・管理が不要

・室内が暖かい

・新しいマンションはバリアフリー

 

古いマンションは屋内外共に段差が多く、介護が必要になったら大変な場面も出てくると思います。

 

戸建ては自由に間取りを変えられるので、トイレや浴室を介護仕様にリフォームできます。

 

ただし、地震や台風で被害にあった場合の修繕対応などは高齢の方にとって大変だと思います。

 

結論

高齢の方にとって一番住みやすいのはバリアフリーの新しいマンションだと思います。

 

ただし注意が必要です。

 

本人の意思で引っ越すのは良いですが、心配だからといって子供夫婦の意志で自分たちの近所に引っ越しさせてはいけません。

 

高齢になると環境の変化に対応できません。

 

今まで培ってきたコミュニティも無くなってしまいます。

 

新しい街で生活を始めるのは苦行に近いものがあります。

 

引っ越しが原因で不活発になり、身体が弱ってしまうこともあります。

 

引っ越しは本人の意思を尊重するのが大前提です。

 

遠方のご両親が心配な場合は見守りサービスなどを活用してはいかがでしょうか。

 

ブログ作成者

昭和リフォーム代表

新井 太次郎

介護福祉士

 

リフォーム事業を運営する傍ら介護士として介護業界にも従事しています。施設、居宅の両方で勤務経験があり、認知症、身体障がい、自閉症など、様々な方の介護を経験しています。